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クロスミッション(cross-transmission(英語)) 英語の正しい表記は標題のようになる。クロスレシオなギア比(未作成)設定のトランスミッション(未作成)の中でも、ロードレース(未作成)向けや、それに準ずるような、特に間隔の狭い設定になっているもの。 コーナリング(未作成)後の立ち上がり(未作成)速度域の加速性能重視するため、また、レース(未作成)中は極低速(未作成)や発進(未作成)向けのギア比(未作成)も必要ではないため、1速が通常よりもハイギアードな設定なのも特徴。1速と2速間のギア比(未作成)に最大の特徴があるとも言える。中速を徹底重視して、高速を落としているものもある。 当然、公道(未作成)上では速度が合わないので、乗りにくい。価格も高い部分なので、相当本気な人向けのパーツ(未作成)。社外品(未作成)で取り付けることが多いが、レース志向の強いモデルでは、メーカーオプション(未作成)でクロスミッションが用意されていたり、クロスミッションを搭載した特別モデルが用意されたりする。 関連語 「クロスレシオ」「トランスミッション(未作成)」 2007年04月30日
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◆クロストリガー ←戻る (Lv60+スペルバレットCLv5) 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 成長値 +5 +7 +1 +3 +1 +2 +10 +5 +9 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 補正値 - - - +20% +10% - +15% - - ◇ソウルアビリティ 名前 種類 効果 SP AC 修得条件 浸透圧 強化 『魔弾浸透』専用強化アビリティ / 『魔弾浸透』のAC+1 自身の魔攻力より対象の魔防力が高い場合のみ、さらに浸透量が25%上昇する 2 0 CLv1 『魔弾浸透』修得 浸透圧Lv2 - - - - CLv3 - - - - - - ヒーロースタイル 強化 『スロースターター』専用強化アビリティ / 『スロースターター』のAC+1 ステータス上昇時、味方に戦闘不能者がいる場合は最大で4.0%まで上昇する 2 0 CLv1 『スロースターター』修得 - - - - - - - - - - - - ハイトルク 一般 魔法攻撃時、20%で制御力が半減し、その分DSが上昇する 一定時間、制御力半減は継続 / その間は再発動しない / 魔銃限定 2 2 CLv1 ハイトルクLv2 - - - - CLv3 - - - - - - 暴発 一般 通常攻撃時、制御失敗時に敵ランダム対象に攻撃が発動する ただし、30%で自身に攻撃発動 2 1 CLv1 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
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足(無印) 足(DX) 足(UM) 足U(無印)スピリットオブコマーシャル 大道無門 千里靴 トラップリビーラ トリップライダー ザ・ストライダー 足U(DX)ゴッドマザー アンディの契約 レザーヒール バッサドラッヘ スナイピングアペックス ローゼンメモリー スタチューブーツ 黄金ブーツ 足U(その他)足の指がはみ出る靴 ニケの靴 注意 攻撃力は武道家のみに影響します。 足(無印) 名前 Lv 力 威 DpLv 係数 攻撃力 防御力 後退抵抗 草鞋 3 1000 1~1 +1 +[5-6]% クロスシューズ 5 10 9 1000 1~2 +[1-2] +[6-8]% レザーシューズ 16 20 15 1000 1~3 +[2-3] +[8-10]% 鱗シューズ 27 25 18 1000 1~3 +3 +[9-12]% 強化シューズ 38 35 21 1000 1~4 +[3-4] +[10-15]% チェーンシューズ 49 55 33 1000 1~6 +5 +[15-25]% メタルシューズ 60 80 45 1000 1~8 +6 +[25-40]% ゴールドシューズ 95 65 100 57 1000 5~7 +[6-7] +[35-55]% 足(DX) 名前 Lv 力 威 DpLv 係数 攻撃力 防御力 後退抵抗 草鞋DX 105 73 90 1000 2~10 +7 +[35-55]% クロスシューズDX 115 98 100 1000 2~11 +[7-8] +[40-55]% レザーシューズDX 137 128 122 1000 2~12 +[8-9] +[45-55]% 鱗シューズDX 159 140 144 1000 2~13 +[9-10] +[50-55]% 強化シューズDX 181 170 166 1000 2~14 +11 +55% チェーンシューズGDX 203 220 188 1000 2~15 +[11-12] +[55-60]% メタルシューズGDX 225 293 210 1000 2~17 +[13-14] +[55-65]% ゴールドシューズXLS 295 288 200 280 1000 10~15 +14 +[55-70]% 足(UM) 名前 Lv 力 威 DpLv 係数 攻撃力 防御力 後退抵抗 草鞋Ultimate 301 273 286 1000 5~20 +[14-15] +[50-70]% クロスシューズUltimate 312 308 297 1000 6~22 +15 +[55-70]% レザーシューズUltimate 335 348 320 1000 7~24 +[16-17] +[60-70]% 鱗シューズUltimate 358 370 343 1000 8~26 +[17-18] +[65-70]% 強化シューズUltimate 381 410 366 1000 9~28 +19 +70% チェーンシューズUltimate 404 470 389 1000 10~30 +[20-21] +[70-75]% メタルシューズUltimate 427 553 412 1000 11~32 +[22-23] +[70-80]% ゴールドシューズUltimate 498 558 400 483 1000 12~30 +[24-25] +[70-85]% 足U(無印) 名前 Lv 力 威 DpLv 係数 攻撃力 防御力 後退抵抗 オプション スピリットオブコマーシャル 55 53 600 1~1 +1 +[5-6]% 移動速度 +25%スキルレベル +1健康 +5知恵 +10 大道無門 104 10 98 500 1~2 +[1-2] +[6-8]% 移動速度 +20%スキルレベル +2(6系列 職業)スキルレベル +1ユニークアイテムドロップ確率 +15%敏捷 +7 千里靴 82 20 74 750 1~3 +[2-3] +[8-10]% 移動速度 +30%健康 +9減少限界CP +7風ダメージ 2~4 - スタン 4Frame トラップリビーラ 117 35 92 500 1~4 +[3-4] +[10-15]% 敏捷 +50状態異常抵抗 +75%スキルレベル +4(6系列 職業) トリップライダー 109 55 87 500 1~6 +5 +[15-25]% 防御力 +4防御力 +15%減少限界CP +3移動速度 +30% ザ・ストライダー 120 80 99 50 1~8 +6 +[25-40]% 防御力 +3防御力 +30%移動速度 +35%カリスマ +16魔法抵抗 +20% スピリットオブコマーシャル スキル+1が秀逸。 移動速度アップも25%と使いやすい。 大道無門 何よりもUアイテムドロップ確率+が秀逸。 スキル+1に移動速度+20%と使いやすさも高い。 千里靴 移動速度+30%。 通常OPでも付くので、それほど魅力的なものでもない。 トラップリビーラ 敏捷+、異常系抵抗、シフスキル+とどれも使いやすいものばかりである。 ただし移動速度OPがないのが残念だ。 トリップライダー 移動速度アップと防御効率があるが、どうしても外せない装備というわけではない。 ザ・ストライダー 防御効率、移動速度+、魔法抵抗+とバランスの取れた防御型の靴。 足U(DX) 名前 Lv 力 威 DpLv 係数 攻撃力 防御力 後退抵抗 オプション ゴッドマザー 332 73 316 800 2~10 +7 +[35-55]% 防御力 +5移動速度 +25%スキルレベル +2(7系列 職業)HP回復 +(50/10秒)回避率 +3%集中力 +10% アンジーの契約 330 98 315 1000 2~11 +[7-8] +[40-55]% 力 +62敏捷 +53健康 +90知識 +71運固定 10呪い系抵抗 +50% レザーヒール 366 128 349 800 2~12 +[8-9] +[45-55]% スキルレベル +3(15系列 職業)力 +35健康 +35敏捷 +35防御力 +20%闇属性攻撃力を c LTYELLOW 20% n 強化させる。 バッサドラッヘ 382 140 364 900 2~13 +[9-10] +[50-55]% ターゲットの水抵抗を c LTYELLOW 25% n 弱化させる。水属性攻撃力を c LTYELLOW 15% n 強化させる。水ダメージ 30~36 - コールド 16Frame水属性抵抗 +20%水属性ダメージ吸収 25%移動速度 +10% スナイピングアペックス 399 170 380 1000 2~14 +11 +55% 減少限界CP +35動物型キャラクターに追加で c LTYELLOW 15% n のダメージを与える。ノックバック抵抗 +60%敏捷 +25風属性抵抗 +32%風属性ダメージ吸収 10% ローゼンメモリー 475 220 452 200 2~15 +[11-12] +[55-60]% 健康固定 80知恵固定 100敏捷固定 80知識 +1/レベル 4CP獲得ボーナス 2%スキルレベル +2 スタチューブーツ 478 293 454 500 2~17 +[13-14] +[55-65]% 命中率-5%攻撃速度-20%移動速度-20%最大HP +20%ダメージ +55%致命打発動確率 +25% 黄金ブーツ 576 288 200 547 100 10~15 +14 +[55-70]% カリスマ +165混乱攻撃 +2%(50秒)防御力 +20%毒抵抗 +35%睡眠攻撃 +2%(100秒)スキルレベル +3 ゴッドマザー 被弾の少ない武道家向けの靴。 武道家以外だと、使いこなすのが難しいだろう。 アンディの契約 力+、敏捷+、健康+、知識+と良OPが並ぶものの、運固定10が足を引っ張る。 運を考えなければステ+271なので、かなり優秀な一品。 レザーヒール 闇強化、悪魔スキル+と揃っている為、悪魔用と言っても過言ではない靴。 逆にいえば、悪魔以外は使いづらい靴。 バッサドラッヘ 水強化と水弱化が秀逸。 水属性魔法のダメージを大幅に引き上げる逸品。 また水対策能力も高く、移動速度も10%ながら付いているのが嬉しい、優れた靴。 スナイピングアペックス ことつで、ノックバック対策は完璧になる。 別にノックバック対策が完璧なら、他の靴を履くことをお勧めする。 ローゼンメモリー スキル+2、知識比率が秀逸。 ただし健康、知恵、敏捷が固定されるため、使いこなせる職も限られる。 健康、知恵が固定されるため、弱化・強化系のブローチ類の恩恵をあまり受けられないのが痛い。 スタチューブーツ 命中率-、攻撃速度-、移動速度-とデメリットが多い。 だが致命打+25%、ダメ+55%を活かせれば、デメリットを帳消しにすることはたやすい。 黄金ブーツ スキル+とカリスマ+が秀逸。 また混乱のパーセントは低いものの、効果時間は以上に長い。 足U(その他) 名前 Lv 力 威 DpLv 係数 攻撃力 防御力 後退抵抗 オプション ザ・ストライダー[E] 120 80 10000 50 1~8 +6 +[25-40]% 防御力 +3防御力 +30%移動速度 +35%カリスマ +16魔法抵抗 +20% 千里靴[E] 82 20 10000 750 1~3 +[2-3] +[8-10]% 移動速度 +30%健康 +9減少限界CP +7風ダメージ 2~4 - スタン 4Frame スピリットオブコマーシャル[E] 55 10000 600 1~1 +1 +[5-6]% 移動速度 +25%スキルレベル +1健康 +5知恵 +10 スピリットオブコマーシャル[D] 100 10000 600 1~1 +1 +[5-6]% 移動速度 +25%スキルレベル +1健康 +5知恵 +10 大道無門[D] 100 10000 500 1~2 +[1-2] +[6-8]% 移動速度 +20%スキルレベル +1ユニークアイテムドロップ確率 +15%敏捷 +7スキルレベル +1(6系列 職業) 千里靴[D] 100 10000 750 1~3 +[2-3] +[8-10]% 移動速度 +30%健康 +9減少限界CP +7風ダメージ 2~4 - スタン 4Frame トラップリビーラ[D] 100 10000 500 1~4 +[3-4] +[10-15]% 敏捷 +50異常系抵抗 +35%スキルレベル +1(6系列 職業) トリップライダー[D] 100 10000 500 1~6 +5 +[15-25]% 防御力 +4防御力 +15%減少限界CP +3移動速度 +30% ザ・ストライダー[D] 100 10000 50 1~8 +6 +[25-40]% 防御力 +3防御力 +30%移動速度 +35%カリスマ +16 ゴッドマザー[D] 300 10000 800 2~10 +7 +[35-55]% 防御力 +5移動速度 +25%スキルレベル +2(7系列 職業)HP回復 +(50/10秒)集中力 +10% アンジーの契約[D] 300 10000 1000 2~11 +[7-8] +[40-55]% 力 +62敏捷 +53健康 +90知識 +71運固定 10呪い系抵抗 +50% レザーヒール[D] 300 10000 800 2~12 +[8-9] +[45-55]% スキルレベル +3(15系列 職業)力 +35健康 +35敏捷 +35防御力 +20%闇属性攻撃力を c LTYELLOW 20% n 強化させる。 バッサドラッヘ[D] 300 10000 900 2~13 +[9-10] +[50-55]% ターゲットの水抵抗を c LTYELLOW 25% n 弱化させる。水属性攻撃力を c LTYELLOW 15% n 強化させる。水ダメージ 30~36 - コールド 16Frame水属性ダメージ吸収 25%移動速度 +10% スタチューブーツ[D] 300 10000 500 2~17 +[13-14] +[55-65]% 命中率-5%攻撃速度-20%移動速度-20%最大HP +20%ダメージ +55%致命打発動確率 +25% 黄金ブーツ[D] 300 10000 100 10~15 +14 +[55-70]% カリスマ +165防御力 +20%毒抵抗 +35%スキルレベル +3睡眠攻撃 +10%(5秒) スナイピングアペックス[D] 300 10000 1000 2~14 +11 +55% 動物型キャラクターに追加で c LTYELLOW 15% n のダメージを与える。ノックバック抵抗 +60%敏捷 +25風属性ダメージ吸収 10%最大CP +10% 足の指がはみ出る靴 301 10000 1000 1~3 ニケの靴 100 10000 50 1~8 魔法 抵抗 +20%集中力 +90力固定 1敏捷固定 1知識固定 1運固定 1知恵固定 1移動速度 +150% 足の指がはみ出る靴 性能的に呪われているとしかいいようがない靴。 ニケの靴 ローマ字にすると…。 移動に特化した靴。移動する際は非常に便利。
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「フレイム! プリーズ! ヒー×2 ヒーヒーヒー!」 【ライダー名】 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル 【読み方】 かめんらいだーうぃざーど ふれいむすたいる 【変身者】 操真晴人 【スペック】 パンチ力:測定なし(推測値4.5t)キック力:7.3tジャンプ力:ひと跳び35m走力:100mを5秒 【スタイルチェンジ】 仮面ライダーウィザード ウォータースタイル仮面ライダーウィザード ハリケーンスタイル仮面ライダーウィザード ランドスタイル 【強化形態】 仮面ライダーウィザード フレイムドラゴン仮面ライダーウィザード ウォータードラゴン仮面ライダーウィザード ハリケーンドラゴン仮面ライダーウィザード ランドドラゴン仮面ライダーウィザード オールドラゴン(仮面ライダーウィザード スペシャルラッシュ)仮面ライダーウィザード インフィニティースタイル仮面ライダーウィザード インフィニティードラゴン 【最強形態】 仮面ライダーウィザード インフィニティードラゴンゴールド 【声/俳優】 白石隼也 【スーツ】 高岩成二杉口秀樹(XMA)西村信宏(バイク) 【登場作品】 仮面ライダーウィザード(2012年)平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊(2014年)仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド ゴーストwithレジェンドライダー(2016年)仮面ライダージオウ(2018年)劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年) 【初登場話】 第1話「指輪の魔法使い」 【モチーフ】 魔法使い、宝石 【テーマソング】 Last Engage 【詳細】 操真晴人ウィザードライバーに装着したフレイムリングを読み込んで変身した炎のエレメントを司るウィザードの基本形態。 基本カラーは赤、頭部の形状は丸。 左手に変身やフォームチェンジする変身リング、右手に魔法を発動する魔法リングを填め、様々な魔法を駆使して戦う他、「ウィザーソードガン」や華麗な足技も駆使する。 火や熱を操る能力を備える他、基本形態である所為か身体能力のバランスに優れ、 基本スペックの調和が取れたオールマイティな形態。 身に纏うローブは自在に伸縮が可能で、相手の炎を吸収して自分の力に変えることも可能。 HEROSAGA系統の外伝小説では使役するプラモンスターの「レッドガルーダ」の力と融合した「ガルーダSHOWTIME」という新スタイルも企画段階で大々的にデザインが公表されるが、残念ながら小説本編での出番はなかった。 ウィザードラゴンの能力を開放することで、強力な魔力を操ることを可能にしたフレイムドラゴンへとパワーアップする。 【各部機能】 頭部はベゼルフレイムと呼ばれる丸い形状。 額からは敵意や魔力の高さ、対象までの距離を極めて正確に感知するマナロッドというアンテナロッドが伸びる。 顔面部分はセンターストーンと呼ばれるクリスタル状のフェイスガードが保護しており、ダイヤモンドの10倍の硬度を持つドレイドクリスタルで構成されている。 フレイムリングの力を受けているため、赤いルビーのような輝きが特徴。 センターストーンの一部、視覚センサーとなるシーブロックは写り込んだ映像を統合することで、常人を遥かに超える視野と、遥か後方を見通す高い視力を有する。 水平方向300度、垂直方向220度に及ぶ視野と、5km先の文字を読むことの出来る視力を持つ。 センターストーンがはめ込まれているメタルマスクはクレストヘルムと称され、魔力で錬成されたソーサリウムで作られ魔力による攻撃を無効化する。 両耳は僅かな空気の振動を正確に感じ取るルーンイヤーが配置され、10km先の呟き声も感じ取って装着者に伝達することが可能。 その周りは感覚を研ぎ澄ます文様が彫り込まれたエングレイブサークルという聴覚を強化する魔法陣が配置されている。 両肩にはウィザードラゴンのエンブレムが浮かび上がったドラゴンズトーテムがあり、ウィザードラゴンの象徴であると共に、ウィザードの身体能力やパワーを強化。 魔力防御に特化したエレメンタルオーバーコートは、魔力を吸収することで自らのパワーへ変えてしまうことが可能。 他のスタイルでも纏っている。 首から肩、背部にかけてを覆うガードエスコーターはソーサリウムで作られたもので、 胴体中央にあるフレアベイルは炎に関わるあらゆる魔術や呪文などが刻み込まれた金属製の魔装具であり、フレイムリングが生み出す炎の力を強化する。 フレアベイルを囲むように左右に配置されたフレイムラングストーンはウィザードリングから開放された魔力を一時的に蓄えた後、全身に送り出す役割を持つ。 余剰魔力を吸収することで暴走を抑える他、必要時に蓄積した魔力を放出することで戦闘に必要な魔力の制御バランサーの役割を担う。 手首に巻かれたフレイムスリーブ、足首部分に巻かれたフレイムレガードはドルイドクリスタルで作られた魔力増幅機。 ドルイドクリスタルは魔力を増幅する透明なクリスタルであり、フレイムリングにより赤く変化している。 両手を保護するトワゾングローブは外部の攻撃から実を守るだけでなく、魔法を使用する際に発生する膨大な魔力で装着者がダメージを追わないよう保護する役割を持つ。 ヘルメタリーブーツは魔力を帯びることで外装が硬化する特性を持ち、脚力を強化する上、外部からの衝撃に強くなる。 膝当てであるニーパッドフレットは魔力で編まれたもので、何重にも重ねられたことで、時速200kmで走る自動車と衝突した衝撃も吸収し無力化してしまう。 全身を覆うウィザードローブは衝撃を拡散し、装着者のダメージを軽減することが可能。 必殺技にはキックストライクウィザードリングをドライバーで読み込むことで発動するキック系の攻撃「ストライクウィザード」。 ウィザーソードガンを使用したスラッシュストライク『○○スラッシュ』、シューティングストライク『○○シューティング』と呼ばれるものがある。 【活躍】 ウィザードの基本スタイルとして第1話から最終話、特別編まで含め活躍した。 本編におけるラスボスであるグレムリン(強化態)を倒したのも、このフレイムスタイルである(ホープウィザードリングの力もあったが)。 『劇場版 フォーゼ』にて映像作品としては初登場。 『ディケイド』以後、次作品のライダーの客演が恒例化している平成ライダーシリーズの劇場版作品としては初めて終盤ではなく、中盤に登場。 フォーゼやメテオを苦しめる複製ホロスコープスを2人に変わって撃退し、自分の姿を2倍に増やす「コピー」、ウィザーソードガンを取り出す「コネクト」、魔法陣を通した体の一部分を巨大化させる「ビッグ」の指輪を使用。 コピーで4体に増えた状態で必殺技のストライクウィザードを発動し、劇場版の時点で撃破していない4体の複製ホロスコープスを同時に倒した。 『仮面ライダージオウ』ではEP07で魔法を使うライダーとして本編第1話の映像を流用する形で登場している。 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』ではウォズの平成の垣根を超えた力の解放により復活、複数のカッシーンやクォーツァー3大ライダーと戦い、大詰めではインフィニティーリングを使ってインフィニティースタイルとなった。 【余談】 パンチ力が推定値なのは、戦闘で基本的にパンチ技を使わないため。 華麗な足技をメインとするのもウィザードリングが大振りなので、装着したまま殴るシーンを真似する子供が出てくることへの防止と思われるが、最終話にてついにパンチを解禁。 ただ、その直前グレムリンの攻撃でディフェンドウィザードリングが破壊されていたため、指輪をはめたまま殴ったわけではない。
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◇===================================== カード名 . ..: クロスベーゼ 恐怖 [魔性]≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ レアリティ...: UC≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ カードスキル : 自場が[魔性]であれば互いの魂魄の現在RP1化/CF終了時まで互いの魂魄の記載APを0にする≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ステータス. . : 対価 5 SP:3 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ フレーバー .: これが、クロスフェイズッ!――或る老婆=====================================◇クロスベーゼ/恐怖/R/Cost 5/SP 3/自場が[魔性]であれば互いの魂魄の現在RP1化/CF終了時まで互いの魂魄の記載APを0にする/[魔性]/[][]UC
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ウォーターバスター 水属性によるバスタータイプの魔法。 バスターの項を参照の事。
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■ その瞬間、トーレの脳裏を埋め尽くしたのは恐怖だった。 体表面センサの弾き出した値から逆算される、男が放った砲撃の温度、威力―――推定温度にして摂氏数万度。 直径百ミリに満たないその光条が人体に直撃すれば、余波で半径三十センチ余りの風穴が開く。 それは半人半機であるトーレとて例外ではない。否、より的確に表現するなら、耐熱金属さえ瞬時に気化させる超高熱の前に、その程度は些細な差ですらない。 姿勢は崩れ、新たな回避軌道への移行にコンマ四秒。機械の知覚を凌駕するあの弾速に対して絶望的なまでに―――コンマ二秒ほど遅い。 ―――何か、一手。一手あれば、辛うじて逃れられるものを……! ほんの十分の一秒でいい。砲撃を遅らせることができれば。 臨死の思考圧縮が、マイクロ秒単位の思索を呼び起こす。 クアットロに、幻術による援護を要請する―――不可。幻像の構成速度は距離に比例して遅延する。この距離では一秒を超えるラグ。 こちらから攻撃を仕掛け、狙いを逸らす―――この距離だ。四肢のみを武器とする自分には不可能。 命中させる必要はないが、届く武器そのものが存在しないのではどうにもならない。 ……届く、武器? 否、それすらも間違いだ。武器である必要などない。ほんの一瞬、集中を妨害できればそれでいい。 ―――そうか! 右肩部と右腕部のフレーム、その連結を解除する。 痛覚遮蔽はしない。いや、できない。通常巡航ならともかく、戦闘機動では僅かな感覚の狂いが生死を分ける。 全ての感覚を、完全に維持したまま―――右腕の加速機構を超過駆動させ、 「ぐ……があああぁぁぁっっ!」 右腕を、肩口から引き千切りつつ音速超過で射出する―――! トーレの視界、その人間部分が真紅に染まるほどの激痛。血―――を模した潤滑油が噴出することはない。循環系は閉鎖している。 脳髄を削るが如き苦痛と腕一本。だが、それだけの代償を支払った価値はあった。 アレックス―――キースシルバー/完全な戦闘型ARMSの知覚能力と反応速度は、極度の集中も相俟って、その一撃を完全に捕捉していた。 一瞬にして照準を修正、大気摩擦で赤熱しつつ迫る砲弾は、砲撃の前に一瞬で蒸発―――それこそが、トーレの狙いだ。 硬直する脚を必死に動かし、軌道上から退避。照準の修正によって辛うじて回避可能。 嫌な軋みを上げる躯は、それでも最高速度を維持。急速に戦場を離脱した。 ■ 「……奴には敵わない、か。予想通りとはいえ悔しいね。退却とチンクの回収は?」 「セインが往復輸送しています。ルーテシアに協力させると情報が漏れる危険性があるので。 『チェシャキャット・エミュレータ』を使用させたました。早ければもう帰還するかと。ですが、あれは―――」 「ああ、間違いなく『ネフィリム』、それも私が直に開発した個体だ……やれやれ。シューティングアーツのデータ収集が目的だったのに、予想外の大当たりが出たものだね。 エグリゴリと人間の間に生まれた巨人の名を持つ、戦闘機人の雛形にして完成形のひとつ……何処から流出、いや、何故生存している? こればかりは予想外だ。よりによって、アレの居る部隊の人間が……いや、だからこそ、か? アドバンスト適合者の生体情報から補整して、崩壊時期を先延ばしにしたのか? だとすれば―――むしろ、実験方針の正しさが証明された?」 「紛失した三十二体の『ネフィリム』の内、後に死亡を確認されず、ドクターの手が入っているものは六体、存在します。 管理局に捕獲された個体の追跡調査を怠った、私の責任です。申し訳ありません」 「いや、いいよ。なら―――ん?」 「……秘匿回線に、通信?」 『――――――貴方たちに、依頼があります』 ■ 「……チッ」 舌打ちひとつ。またしても逃した。かつてない―――いや、『死んだ』時以来二度目の失態。 実戦を離れて勘が鈍ったか。眼前の表示/高度計を確認し、床を蹴って宙へと飛び出す。 両腕を大きく広げ、空気抵抗によって速度/姿勢制御。 「前線に出る。俺の行動は―――」 『障害を片っ端から排除するだけでええよ。手始めに、グリーン陸曹が戦ってたアレから頼むわ』 「……奴は、殺さなければ止められないが?」 腕を列車に叩き込んで速度を殺し、着地。思考する。 この組織の法体制は聞いた。 殺人/傷害を異様なまでに嫌悪し、ゴムスタン弾の使用すら、否、火器の存在そのものを否定する。 だというのに/故に、魔導師を――― 『構わへん。大体、止めるんやったらさっき撃つ前に止めとる。 ……そや。同士討ちだけは避けてくれんと困るで。あと、できれば周囲の被害も』 「冗談を言うな、八神はやて。砲撃を使わず仕留められるほど、甘い相手ではない」 『撃ったら二次災害確定かいな……ならええよ。最悪でも結界で修復できるし、どうせ責任取るのはうちやない』 「……そうか。奴の武器については、可能な限り記録を取っておいてくれ」 通信を切断し、余計なウィンドウを全て消去。前方の敵―――キース・レッドに集中する。 両腕のARMSに加え、左手に短剣、右手に槍。四つの武器/漆黒と真紅。 「何故貴様がここにいる、レッド」 「それは私の台詞だ、シルバー。おまえが何故ここにいる。 エグリゴリとて、別の惑星に渡るような技術を持っているものか」 「……互いに、話す気は無いようだな」 左腕/砲撃を叩き込む―――躊躇い無く。ブリューナクの槍が噴き伸びる。 閃光/焦熱音。 影―――レッド、地を這うような低姿勢で突撃。 迎撃/疑問。荷電粒子は確かに直撃させた。だというのに無傷とは、 「喰らえ!」 「く……」 思考中断/腹を薙ぐ軌跡の短槍を受け流し、返す刀に放たれたグリフォンの刃を掴み止める。 「無駄だっ!」 レッド/超震動打撃。左手が分子の塵と吹き飛んだ。失策―――では、ない。 列車の屋根を蹴って踏み込み、跳躍/鳩尾狙いの膝蹴りが入る。 ARMSにダメージが入る攻撃ではない。目的は、回避のできない空中に移動させること。 「知っている―――消し飛べ、失敗作が」 「う、おっ!?」 右腕から放たれる光条―――荷電粒子ビーム『ブリューナクの槍』に、破壊できぬものなど存在しない。 そして、足場の無い空中では、避ける術もまた存在しない。 その、筈だった。 短剣を、さながら護符のように突き出す/硝子を切り裂くような、耳障りな音。 ただそれだけで、必殺の一撃が不可視の殻に逸らされる。 「なん……だと……!?」 「その過信がおまえの隙だ、シルバァァッ!」 着地から一瞬/神速の突き―――判断が遅れる/回避が遅れる/電子回路にも似た刃が左肩を抉る。 飛び退き、牽制の一射。辛うじて安全距離を取った。 「その武器が高強度の磁界で逸らしたか……だが、二度通じると思うな」 「一撃は……入ったぞ」 「それがどうした? この程度の傷、ARMSの移植者ならば……」 すぐにでも再生できる。そう言おうとした瞬間、違和感。 超震動によって砕かれた左腕は、再生が進んでいる。既に掌までは戻り、指を残すのみ。 だが、左肩の傷は、再生が極めて遅い。 これは――― 「再生できるとでも、思ったか?」 「……まさか、その槍は」 「そうだ。『ガ・ボウ』……癒せぬ傷を与える槍の名だ」 「『ARMS殺し』を、模倣した武器ということか……!」 危険/不利/戦力差―――その発生。遅々として進まない再生=蓄積されるダメージ。 電子回路のような刃/ARMS殺しと同様のプログラムを流し込む。 「便利な道具だな、キース・レッド。だが―――ひとつだけ欠点がある」 「……何だと?」 「名前がケルト神話とは、あのホワイトに匹敵する悪趣味だ」 「……ッ! いつまで強がっているつもりだ。キース・シルバー! そしてこれはオレの命名ではない!」 「やはり、バックが居るのか……ふん、当然だな。そんなものを貴様が一人で作れる筈がない」 「おまえは、おまえ達は、いつも、そうやって……!」 最低限の情報は引き出し―――策も出来た。 この男はプライドが高い。そこに付け入る隙がある。 ■ 「いつまでも見下していられると思うなァァッ!」 跳躍から、左の短刀を叩き下ろす。 シルバーが右腕を構える。光―――舐めるな! 「無駄だと言っている!」 赤い短剣の機能を発揮。電磁障壁で荷電粒子を逸らす。 視界は無いも同然だが、このまま槍を振り下ろせば関係ない。切り刻んでやる! 「それはこちらの台詞だ。レッド」 「何……!?」 身を捻り、左半身をこちらに向けている。当然の帰結として、左肩に刃が喰い込み、止まった。 咄嗟に蹴りつけて引き抜こうとするも、易々と避けられる。この隙は―――! 「……スターレンゲフォイルッ!」 死を覚悟したその瞬間、閃光と轟音が放たれた。 同時、身体に何かが侵入する感覚。 これは――― 『威勢良く飛び出しといて、なぁーにボロ負けしてんだよレッドぉー』 「アギトか!? 来るなと……」 『言われたのはルーと旦那だけだ。あたしは聞いてねえ。 それに、おまえが負けっぱなしなのが悪いんだ。有利になった途端に反撃されやがって。 知り合いが噛ませ犬になってるのなんざ見てられねえのは当然だろ』 「貴様、よくも言いたい放題―――何をする!」 あろうことか、身体を勝手に動かされた。槍から手を離し、高架下に飛び降りる。 止めようとするが、できない。 「コアに直結して制御を奪ったのか!? 槍を置き去りにするな解析されたらどうする! 身体を返せ!」 『はい分かりましたよ―――っと』 高架下に飛び降りつつ、振り返りざまに指先に固めた炎を弾き飛ばす。 肩に突き刺さったままの槍に着弾し、爆裂した。槍が粉砕され、平衡感覚が麻痺している奴が転倒。 『さて、このままルーかセインに送って貰って、研究所まで帰るぜ』 「何故だ。私は奴を超えられると証明せねばならんというのに……!」 『……別に、制御は返してもいいけどよ。そら』 身体に自由が戻る。高架の支柱を三角跳びの要領で蹴り飛ばし、上に戻ろうとすると、 『あ、ユニゾンは解かねえぞ。で、おまえが戦ってる最中に』 「邪魔してやるとでも言うのか? 丁度いいハンデだ。そんな脅しで俺は止まらん」 『そう言うと思った。だから、全力で援護してやる。それで倒せても、証明とやらにはならねーと思うぞ』 「な……」 『おまえな、少しはあたし達の気持ちってのも考えろ。兄妹みたいなもんだろ。死なせるかよ』 「……俺にとって、兄弟とは憎むべき相手なのだがな。そこまで言うなら退いてやらんでもない」 拍子抜けしたような、独特の倦怠感がある。 それに任せたまま、地から生えた足首を掴む手に目をやった。 ■ 『……こちらとしては、先に申し上げた条件に同意して頂けなければ、更に有用な情報等を提供する準備があります』 「相互に協力したい、ということですね? では、こちらの条件は―――失礼……ええ、六番の無菌ポッドに。とりあえず、安静にしておきなさい」 『部下の方ですか?』 モニターの向こう側に、女性の声。 特殊な隠蔽魔法によって詳細な目鼻立ちは判別できず、声も個性を消されている。 「ああ、そうだとも……そして、大事な娘でもある。 待たせた上に申し訳無いが、行っても良いかね? 君との交渉はウーノに一任しよう」 『お気遣いなく』 とん、と肩を叩いたドクターが、チンクの治療に赴くため部屋を出た。 チンクのことは、任せておいて大丈夫だろう。託された役割として、長い金髪の女性との交渉を続行する。 ■ スバルとエリオが召喚師を捕えに走り出したとき、ティアナもまた、別の方向へ移動していた。 攻撃の要である第二、第三分隊長を欠いた108部隊の援護に向かうためだ。 「こちら、機動六課スターズ分隊員、ティアナ・ランスター二等陸士です。援護に行きます。座標を」 『オ前か……第一分隊長のラッド・カルタス二等陸尉ダ』 通信回線からは、独特の訛りが聞こえてきた。 スバルの姉の上司―――ということで、ラッド・カルタスとティアナの間には面識があった。 研修の際に108部隊へ行ったことから、その個性も知っている。 彼の一族の出身地である第23観測指定世界には、惑星の公転、自転周期や大気組成、地質の関係から、砂漠を更に極端にしたような環境しか存在しない。 昼間の熱量兵器じみた日光は、生物から脆弱な肌を駆逐し、その異常な光量は、進化から視覚を持つという選択肢を消し去った。 対して摂氏零度を遥かに下回る夜間の気温や、特殊な大気が弱い光を侵入させないための、欠片の光さえないという事実も同様だ。 そんな世界で文明を成り立たせる『人類』は、多くに比して強靭で、異形だ。 ウィンドゥに映る相貌。 眼から頭にあたる部分は、銀色の竜革で作られたターバンを巻いている。 鷲鼻の下には犬歯を覗かせる口があり、全身を覆うのは肌とも鱗ともつかない暗青色だ。六本の指には鍛鉄並みの強度の鉤爪がある。 『敵は退いテいル。援護は要らン―――六課ノ落とさレた三人は、既に第二分隊が回収していル。 そチらの通信コードを貰ってイれば、伝達もできタのだガな』 「すいません……と、敵が退いた?」 『あア、間違いナい。残ってイるのは、上空と召喚士の傍にヒトりずツだケだ』 視覚を持たないということは、即ちそれに代わる手段を有するということだ。 『特殊な』人材ばかりが集まる108部隊の中でも、彼の探知能力は群を抜いている。 だからこそ、第一分隊がバックアップを一手に引き受け、第二第三が強襲に専念するという体制が成立していた。 「部隊長の方の通信コードを送ります。報告はそちらで。 ……何か、聞き取れた事はありませんか?」 『列車の上ノはグリーンの関係者らシいな……気をつけロ。この事件は何カおかシい』 「同意します……では、指示を」 そう、この状況は、最初からおかしいのだ。 ラッド・カルタスがあの程度の情報しか得られない―――敵は、会話を交わさない、あるいは何らかの手段によって傍聴を防いでいること。 ここに来て撤退を始めていること。諦めたと取れなくもないが、ガジェットを先に撤退させる意図が分からない。 そして何より、強襲能力に特化した108部隊が、護衛任務を担当していること。 やばそうだなあ退かせるべきかなあと考えるティアナの心中を読んだかのように、ラッドの指示が来た。 『総員、可及的速やカに退ケ。そちラのエース殿ガ無事なラ、仕留めラれたモのを……』 「了解です。シグナム副隊長と……アレックスさんには指示が出せないので、八神部隊長経由でお願いします」 『……正気カ? 了解しタ』 「さて、と。スバルにエリオ、聞こえる?」 ■ 「はいはい聞こえてる聞こえてるー!」 召喚士を護衛している一体以外、あらかた敵は退いたから撤退しろ。そういう話だった、気がする。 正直よく覚えていない。何故なら、 「このっ!」 「………」 その一体が、とんでもない化物だったからだ。撤退さえ許されない。 思考などしている暇はない。黒い影が独特の振動音を響かせ横に高速滑空し、空圧の鎚が避けられる。 射撃魔法では狙う事さえできない速度。エリオは初撃を防いだものの吹き飛ばされて、今は瓦礫に埋まって気絶している。 召喚士は、薄い紫の髪をした大人しそうな女の子だった―――出会い頭に無言でコレをけしかけてきたが。 瓦礫の山の上に静止した影は、さながら人型の虫だ。躊躇わずウイングロードで突っ込んだ。 振動音が一際高まったその瞬間、姿は残像と化して消え去り、胸元に衝撃が走る。 「……ガリュー、帰るよ」 女の子の声。 遠ざかる景色を見て、自分が吹き飛ばされたと気付いた。 ■ ヴァイス・グランセニックは悩んでいた。 ヘリのセンサを稼動させつつ、上空を周回していたのだが、 「ゼスト、か? 生きてたのかアイツ……の割には老け過ぎだよなあ」 旧知と思しき顔を発見してしまった。だが彼は死んだ筈で、親族はいなかった。一人として。 しかし武器は同じ槍で、技も変わらない。確かに、自分がスコープ越しに死を確認した男と同じだ。 「どうすっかねえ……と」 その瞬間、シグナムと対峙している男が構えを変えた。 槍を右手一本で持ち、左腕を肘から引く独特のフォーム。 「おいおい……マジにあの野郎なのか?」 ■ 「くそっ!」 レッドを仕留め損なった。 空中に突如出現した閃光/轟音―――さながらスタングレネード。 数秒間は全ての感覚を奪われる。気付けば転倒し、奪い取った筈の槍は原型を留めず焼き尽くされている。 「ロングアーチ、聞こえるか! 奴らは何処に逃げた!」 『分かりません。地面に着地した時点で、反応が途切れています……転移反応もありません!』 「……地下、か? 構わん。燻り出してやる……!」 飛び降りつつ、右腕/砲口を地に向ける。 共振は捉えられないが、奴の機動力ではそう遠くへは逃げられない。手始めに一発叩き込んで――― 『ちょ、ま、待って下さい! 今報告が来ました地下にもいません!』 「何? ならば、奴はどこに消えたのだ……?」 ■ シグナムは、急激に魔力を高めていく。男の防御は、槍の技によるもの以上に魔力操作技法が強い。 半端な攻撃では容易く凌がれる。使うのは最大威力の剣撃『紫電一閃』だ。限界まで剣身に魔力を集束する。 そして、 「レヴァンティン―――カートリッジロード!」 『Explosion.!』 カートリッジから弾き出された魔力の全てを推力に変換し、放つは炎を纏った神速の太刀―――! 同時、男が構えを変える。槍を片手持ちに変え、左はさながら掌を打ち込むように。 ……構うか! シグナムは勢いを殺さず、更に加速。剣先が水蒸気の尾を曳く。それほどの剣速だった。 ―――それが、致命的だった。 「な……!」 ゼストもまた一歩も退かず、槍を剣の切先に合わせて突き込んだのだ。 寸分のずれも無い鋼同士の衝突は、火花を散らし軋みを上げる。 そして、身を捻っての左掌打が、その拮抗を縫うように放たれる。回避不能、必中の一撃――― それを回避できたことこそ、シグナムの全力が生んだ奇蹟だった。 鋼の軋みが限界を超え、一瞬にして双の刃が砕け散る。勢い余ったシグナムは、そのまま横を通り過ぎた。 「くっ!」 双方とも、行動は極めて迅速だった。背は向けず、空中を急速逆進。 シグナムははやての指示、ゼストは自身の判断によって、戦場を離脱する。 ■ 「ドクター。チンクとトーレの様態は?」 「持ち直したとも。さすが私だ……そちらはどうなったね?」 「計画において障害になり得る人物、百名余りの情報を受け取りました。部隊戦力や特殊技能者についてが主で、108部隊のラッド・カルタスをはじめ、既知のものも多いですが」 「それは重畳だ……『依頼』とは?」 「『アインへリアル』とARMSに関する資料を要求されました」 「それは覆せなかったか……どちらの、だね?」 「誤魔化せませんでした。現状、稼動している方のアインへリアルです……宜しいのですか?」 「構わんさ。あれはどの道捨て駒だ……しかし、アインへリアルとARMSの情報を欲しがる……何者だ? その二つの存在を知っているというのは…… 海の人間か『騎士団』の一部……エグリゴリの残党という線もあるな。機械部分の高度なメンテナンスは、資料が無いと難しい」 「地上の諜報員だとすると、こちらの行動が読まれているということになりかねませんが」 「ARMSについては、存在さえ知らない筈だ。今は、まだ。アインへリアルも、メンテに必要な情報は渡してある。 ……ふむ、ではこうしようウーノ。既に地上に渡っている情報だけを提供して、様子を見る」 「了解しました、ドクター」 ■ 「あ、危なかった……あのまま撃たれてたら、一区画があらかた停電するところだった……」 「スターズ03、沈黙……敵、全反応が消失しました」 誰とは知れず、ふう、と息を吐いた。状況は集束し、しかし被害は甚大だ。 主要メンバーの殆どが行動不能に陥り、シグナムはデバイスを砕かれた。 ■ 「戦闘、終わったらしいわよ。負傷者も殆どいないって」 「……そうかい。そりゃあ良かった」 「……拗ねてるの?」 「そりゃあ、ね。スバルは?」 「負けて瓦礫の下。駄目駄目ねあの子……負けそうならすぐ退くように教えた筈なのに」 「僕がフォローに行ってれば……と」 士官用の病室のドアが、二度ノックされた。 インターフォンからは、ただ無愛想な声が響く。 『俺だ、グリーン。入るぞ……色々と聞きたいことがある』 ■ 医務室での検査は、予想よりも早く終わった。 閃光音響手榴弾のような魔法/アイゼンゲフォイルとやらに近いらしい―――の後遺症は一切見つからず、肩口の傷も易々と完治した。 所詮は模倣、ということか。しかし、戦闘中には再生の遅れが致命的なダメージを生むこともある。 対策を考えつつ廊下を歩み、目的の病室に到着。ドアを叩く。 「俺だ、グリーン。入るぞ……色々と聞きたいことがある」 『兄さんか……ギンガ、鍵を開けてくれ』 かちり、と金属音がしたのを確認し、ノブを回して扉を開いた。 中には士官と思しき長い青髪の女性と、 「グリーン……」 「久しぶりだね。シルバー兄さん」 ベッドから上半身だけを起こした、キース・グリーンがそこにいた。 「早速で悪いが、聞かせてくれ」 「何をだい?」 「全て、だ。おまえが何故ここにいるのか、あれから何をしていたのか……全てを、だ」 「……分かったよ。兄さん」 ■ 陸士108部隊 主にクラナガン近郊での、強力な武力を有する個人や組織に対する強襲・制圧を担当する部隊。 部隊番号の下一桁は主な任務の種類を。それ以外は担当区域を表している。 かつては陸士08部隊がそれを担当していたが、ある事件の後、部隊としての活動を完全に凍結されたため、108部隊が新設された。 短時間だが強力な白兵戦能力を発揮する第二、第三分隊が陽動を行い、夜間や暗・閉所戦闘と索敵に長ける第一分隊が制圧するという戦術を主とする。 しばしば高位魔導師との直接戦闘を強いられるため、給料は良いが危険が極めて大きい。また、前線部隊は常に人手不足。 故に、何らかの事情を抱えた人材が多く集まり、優秀な者だけが生き残った結果、各々が特化した技能への依存が大きい、特殊な形の少数精鋭となった。 前へ 目次へ 次へ
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クロスボウ
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「ランド!プリーズ! ド×3 ドドドン ドン ドドドン!」 【ライダー名】 仮面ライダーウィザード ランドスタイル 【読み方】 かめんらいだーうぃざーど らんどすたいる 【変身者】 操真晴人 【スペック】 パンチ力:測定なし・推測値は4.9tキック力:8.7tジャンプ力:ひと跳び28m走力:100mを5.9秒 【スタイルチェンジ】 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル仮面ライダーウィザード ウォータースタイル仮面ライダーウィザード ハリケーンスタイル 【強化フォーム】 仮面ライダーウィザード ランドドラゴン 【声/俳優】 白石隼也 【スーツ】 高岩成二 【登場作品】 仮面ライダーウィザード(2012年)仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド ゴーストwithレジェンドライダー(2016年) 【初登場】 第1話「指輪の魔法使い」 【テーマソング】 Strength of the earth 【詳細】 ランドリングをウィザードライバーへ読み込んでスタイルチェンジした土属性形態。 基本の型は「地功拳」。 頭部はベゼルランドと呼ばれる力強さを入れた四角形の宝石を思わせる形状へ変化。 頭部前面を保護するセンターストーンは「ランドリング」の力で茶色へと染まっている。 また、手首や足首に装着している魔力増幅装置はそれぞれランドスリーブ、ランドレガードという名称へと変化。 胸部に備えたグラドラングストーンから魔力をコントロールし、胸部中央にある金属製のグラドベイルは風や大気に関わるあらゆる魔術や呪文が刻み込まれ、 「ランドリング」の魔力を強化した状態での運用が可能。 土属性を司る「ランドスタイル」はウィザードの操るエレメントの中では特にパワーの方面へ秀でる。 ドッシリとした面持ちのスタイルから、ディフェンドによる土の壁の防御を繰り出したり、ドリルの力で自身がドリルになって地面を掘り進んだり、パワフルな戦い方を得意としている。 同スタイルでのディフェンドの魔法は地中から分厚い土壁を出現させるタイプ。 ピンチに陥った際、使用されることが多いため、ディフェンドの中でも防御力が高いと思われるが、上級ファントムにはたやすく粉砕されているため、使う度に突破される防御技として悪い意味で視聴者の印象に残りやすく、ネットでのネタにされることもある。 必殺技「ストライクウィザード」の際はリングの1つ、「ドリル」を併用することができる。 更に土の力を纏ったスラッシュストライク(ランドスラッシュ)を使える。シューティングストライクは未使用。
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クロスファイア クロスファイア 敵に射線を交差させる基本的な戦術。 図解 基本的に撃つ側に対して頭を向けることで被害を最小限に留めることができるが、斜線を90度前後に重ねるようにすることでどちらか一方はお腹をとることができる。 この90度前後で斜線を重ねられる場所がスイートスポットとなり、スイートスポットに敵艦を置くことでクロスファイアを効果的に発揮できる。 スイートスポットはクロスを取る艦の位置関係で変化する。 2隻の距離が近いとスイートスポットは近くなり、逆に離れると遠くなる。 敵艦の位置だけでなく、味方との位置関係も注意する。 利用 予め敵が来るであろう場所にスイートスポットを構えて置き、敵が来たらクロスファイアを仕掛ける。 関連項目 戦術 外周取り